鴻池元防災担当相「3年前、理事長夫人に金を渡された」【森友学園】

自民党の鴻池元防災担当大臣は3年前に国会のみずからの事務所で学校法人の理事長と面会したことを明らかにしました。

この中で、鴻池元防災担当大臣は大阪・豊中市の国有地を鑑定価格より低く購入した、学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長の夫妻と、3年前の4月、国会のみずからの事務所で面会したことを明らかにしました。

その際、鴻池氏は籠池理事長の夫人から封筒のようなものを渡され、「これでお願いします」と言われましたが、瞬時にお金だと思い、「政治家の顔を金ではたくような人は教育者ではない」と述べて、返したということです。

また、鴻池氏は、記者団が「面会での籠池理事長側からの要望は、豊中市の国有地の取得に関するものだったのか」と質問したのに対し、「きっとそうだろうが、よく聞いていなかった」と述べました。

さらに、鴻池氏は、記者団が「今回の件で、財務省や国土交通省に交渉をしたことはあるのか」と質問したのに対し、「したことはない」と述べました。

鴻池氏によりますと、籠池理事長との関係は国会の事務所での面会より以前に講演を依頼されたことが最初だったということで、これまでに2回か3回、会ったことがあるということです。

一方、鴻池氏は、学園側から、これまでに2回、10万円ずつ政治献金を受けたことも明らかにしたうえで、「献金を返そうと思って電話をしたが、つながらなかった。返す意思はある」と述べました。

鴻池元防災担当大臣の発言について、学校法人森友学園の籠池泰典理事長は「渡そうとしたのは商品券だった」と述べ、現金を渡したり口利きを依頼したりしたことは一切ないと否定しました。

籠池理事長の話によりますと、3年ほど前、参議院議員会館の鴻池元防災担当大臣の事務所を夫婦で訪れ、鴻池氏と面会したということです。その際、箱に入ったデパートの商品券を手渡そうとしましたが、鴻池氏は受け取らなかったということです。

これについて、籠池理事長は「商品券は、いろいろなところにあいさつに行く際に、ふだんから持っていっているもので、特別なことではない。商品券の金額ははっきりと覚えていないが、箱のまま渡そうとしたと思う。お会いしたのは思想的に共感するものがあったので、あいさつにうかがっただけで、口利きは絶対にお願いしていないし、お金を持っていったこともない」と話しています。

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